テクニカルノート

自動食中毒菌検出装置 MINI VIDAS® と 後継機 VIDAS® KUBEの性能比較

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VIDAS® は食品中における病原性微生物の検出を迅速に行うために開発された免疫蛍光測定装置である。 VIDAS® の各種パラメーターは、簡易代替試験法の妥当性確認プロトコルであるISO 16140に基づいて評価・認証され、国際的に評価された試験法である。

従来機のMINI VIDAS®は、VIDAS®シリーズの中で最も小型なモデルであり、コンパクトさとシンプルな操作性を特徴としていた。しかし、簡易性に長ける一方で、データ容量の小ささや旧式の結果出力方法などが課題となっていた。その後継機であるVIDAS® KUBE™は、より簡単なワークフロー、高い拡張性、ヒューマンエラー防止機能の充実などを実現した。 今回は、VIDAS® KUBETMについて、MINI VIDAS®と同等の試験性能を持ち、更にデータ保存やエラー検知といった機能面が向上していることを確認するため、サルモネラ属菌の定性試験により両機の比較を行った結果を報告する。

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