USDA-FSIS 試験法とTEMPO® CAM法での菌数計測の比較
カンピロバクターは、世界中の多くの国において主要な食中毒原因菌となっており、国内においても近年食中毒原因菌の1位となっている。
これらの食中毒は、カンピロバクター汚染を受けた調理不足の鶏肉や鶏肉加工製品を摂取したことによるものが多い。
TEMPO® の新しいパラメーターである CAM (カンピロバクター計数キット) は、カンピロバクターの定量的評価のために開発された、C. coli、C. jejuni、C.lariを含む全ての耐熱性カンピロバクターを対象とするパラメーターである。
CAM は確認試験が不要で2日間で結果が得られ、米国農務省 (USDA) の食品安全検査局 (FSIS) が定める Campy-Cefex agar*を用いたカンピロバクター菌数計測法と同等の性能を持つよう開発設計されている。
二法によるカンピロバクターの菌数計数の比較結果を紹介する。
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